Appleは今後10年以内に自動車業界に参入すると広く予想されており、既存の自動車メーカーは概ねAppleとの競争を歓迎している。本日の記者会見で、トヨタ自動車の豊田章男社長は、AppleはApple Carのモデルを40年間サポートする用意があるべきだと述べた。

ウォール・ストリート・ジャーナルの報道によると、豊田社長は日本自動車工業会の記者会見でこの発言をした。自動車業界に参入する上での鍵は、40年間にわたって顧客をサポートし続ける必要があることを認識することだと説明した。

Appleの噂されているApple Carの計画について尋ねられると、豊田氏は次のように答えた。

技術力があれば誰でもクルマは作れますが、一度作ったクルマは、40年間、お客様や様々な変化に対応していく覚悟が必要だということを認識してほしいですね。

彼はさらに詳しく説明した。

テクノロジー企業が自動車業界に参入することは、自動車業界に未来があり、顧客の選択肢が広がることを意味します。新規参入は歓迎しますが、新規参入者が「私たちは40年間も覚悟する必要はない。長年業界に携わってきた皆さんは、その覚悟で頑張ってください」と言うのは公平ではないと思います。

ウォール・ストリート・ジャーナルの報道によると、これは自動車業界が「アップルのパートナーが長期的なリスクを負うような契約には満足しないだろう」ことを示唆しているという。同氏は、日本自動車工業会の会員がアップルと協議を行っているかどうかについては言及しなかった。

これは今朝の報道で、AppleはApple Carの生産に既存の自動車メーカーではなく、FoxconnやMagnaなどの契約メーカーと協力する可能性が高いと示唆されたことを受けてのことだ。

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